高野優の吾輩ハ母デアル
高野優さんの本は、上の子の産後はまってむさぼるように読みました。最初は会社の先輩に借りてとっても気に入り、私も産後の友人にプレゼントしたりしました。今はNHKの番組に出たりと、ますます活躍されていますね。
育児って本当に先が見えなくて不安を感じるものなので、今より少し先のことを、実際に体験した人から聞くことほど安心できることはありません。それも、優等生的な体験談ではなくて、こんなことはよくあるんだ、私がだめなだけじゃないんだって共感できるような話ほど嬉しい。それから、育児は大変だけど、こんな素敵なこともあるんだよ、ということも教えてもらえると、さらに希望が持てて、今のつらさを頑張って乗り越えられる気がします。
そういう意味で高野優さんの育児エッセイは多くの母たちに支持されているんでしょうね!
最近は正直ちょっと内容がマンネリ化してきたなぁと思い、あまり読んでいなかったのですが、久々に図書館で見かけたので借りて読んでみたらこの本はなかなか良かったです。
三姉妹のりんちゃんが10歳、なぎちゃんが8歳、しおちゃんが4歳になっていて、今4歳の息子を持つ私にとって、やっぱりもう少し成長した子供がどんな風なのか、兄弟同士の関わりあいがどんな風なのか、知ることができました。
最後のところで、12歳になったりんちゃんが思春期に入り、優さんはその難しさについて触れられています。今息子が4歳なのですが、8年後には、同じように私も思うんでしょうね~。そう考えると、息子が日々生意気な発言をしつつも、「ママ大好き!」とすりよってくれるのも今のうちなんだろうなぁ、と今の時間がとても貴重に感じられます。
「妊婦時代は、妊婦本、育児期は育児本を読んでいたけど、思春期本がない!」というようなことを書かれていましたが、ぜひ優さんに思春期の子供育児について、書いてもらいたいなぁ。
by lucie1104
| 2009-08-25 15:27
| 育児
読んだ本の簡単レビューと日記
by lucie1104