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映画『バンクーバーの朝日』

映画『バンクーバーの朝日』を観てきました。

映画『バンクーバーの朝日』_f0176860_656275.jpg


1900年代初頭、カナダに渡った日系二世の野球チーム「バンクーバー朝日」という実在した野球チームのお話です。

日系人のチーム、バンクーバー朝日は、体格では白人に敵わず最初は負けてばかりの弱小チームでしたが、堅い守りとバントなどの緻密な機動力を駆使し、徐々に強くなりリーグ優勝を果たしました。

また、日系人に対する差別が横行する時代、審判が不公平なジャッジをしても、一切抗議しないフェアプレーの精神を貫いたことで、日系人だけでなく、白人からも支持されるようになったそうです。

キャストは主演が朝日のキャプテン、妻夫木聡、ピッチャーがKAT-TUNの亀梨和也、そのほかにキャッチャーとして上地雄輔など出演しています。

全体的な印象としては、思ったより暗い映画でした。

息子はともかくとして、無理やり連れてきた娘が途中で飽きちゃうんじゃないかとちょっとひやひやしたほど。


でも中盤の朝日がどんどん勝つところはさすがにワクワクして、楽しかったです016.gif


バットやグローブも当時の物を再現しているみたいで、木製バットのコン!、コン!、って音が小気味良かった060.gif


最初朝日が練習しているシーンでは、日ごろ小学生の練習しか見てないもので、「うまいな~。」と感心してしまいました。


近頃野球にはまってるため、わたし的にはキャチボールやノックを見てるだけでなんか楽しい003.gif


全然知らなかったのですが、亀梨君は、小学生時代野球をやっていて世界大会に出場していたり、上池雄輔は高校時代松坂と一緒にやっていたんだとか。そりゃうまいはずですね012.gif


全体的には貧しかったり、差別されたりで苦しい映画ではあるのですが、やっぱ野球って面白いなあ、いいなあ016.gifと野球愛が沸き起こってくるそんな映画でした。


カナダに移民していたという史実も、朝日というチームのことも全く知らなかったので、そんな昔に逆境の中頑張り、そしてリーグ優勝という成果を上げた日本人の話には胸が熱くなりました。

うちの子供達の反応はと言うと、息子は途中で日本に帰国し、第二次大戦で出征したように思われた人の行く末を妙に気にしてました^^;まぁ、気になるけど。

娘は行く前は「見ない、行かない」と嫌がってたのですが、終わったら「面白かった」と言ってくれました。もっと野球の試合ばっかりかと思ったんですって。

というわけで、見に行って良かった003.gifまた何か野球関係の映画があればDVDでもいいので観たいな〜。
by lucie1104 | 2015-01-04 20:36 | 子どもとおでかけ


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