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読み聞かせ6月

今月から7月、9月と6年生のクラスを担当します。

毎年この時期はじめじめ蒸し蒸ししていて、尚且つ冷房はまだ入らないので、窓を開けて外の音も入ってくるので、読み聞かせには不向きな季節です。

軽く読めて単純に楽しめるものがいいなと思ってグレアムのベンジーのふねのたびを選びました。

ベンジーのふねのたび (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)

マーガレット・ブロイ グレアム / 福音館書店



どろんこハリーで有名なグレアムの著作は、愛嬌のある動物が主人公でストーリーが起伏に富み、最後はハッピーエンドなものが多く、自然と手が伸びます。

初めて入るクラスなのでちょっと緊張しましたが、教育実習の先生が話しかけてくれて、軽くおしゃべりをして「素直な子たちばっかりですよ。」なんて言ってもらえて、気持ちがほぐれました。

開始時間前に机を下げて、座って準備してくれたので、間を持たせるために自己紹介しましたが、この時間を埋める何か一冊を持っていけばよかったなと思いました。

絵本への反応は上々で、みんなとてもよく集中して聞いてくれました♪

六年生の読み聞かせで、昨年度うまくいかなくて若干トラウマになっていたのですが、このクラスの六年生はまだまだ可愛いなという感じ(^-^)来月も楽しみです♪

話は変わって、先週末の野球の合宿で、夜読み聞かせをする機会がありました。

相手は二年生から四年生で年齢幅もあるし、これまでどんな絵本を読んできたか、どんな絵本が好きかなど何も情報がないので迷いましたが、6冊持って行って、その中の3冊を読みました。

おかあちゃんがつくったる (講談社の創作絵本)

長谷川 義史 / 講談社



長谷川義史さんのおかあちゃんがつくったるは、来月朝の読み聞かせで読もうかなと思って図書館で借りていたもの。

娘がこれがいいというので、最初に読みました。

とても近い距離で読んでいたことや、やんちゃな男の子が多かったために、笑い声があがったり、ダイレクトな反応が返ってきて楽しかったです。

ただこの絵本の、おかあちゃんに言っちゃいけない一言を言って、罪悪感からご飯の味がしなくなったなどの機微はまだ小さな子たちには理解できなかったかなぁという感じでした。

次に読んだのがこちら。

あおい玉 あかい玉 しろい玉

稲田 和子 / 童話館出版



体育館の電気を消して、スタンドの明かりだけにしたので、こんな鬼ババの出てくる昔話にピッタリの雰囲気で、こちらを選びました。

テキストのリズム感もよく、鬼ババのおどろおどろしい描写も中々雰囲気があって、こちらもよく聞いてくれました。

二冊読んだところで、もっと読んでーと声があがり、息子が「ラチとらいおん」がいいとリクエストしてきたので、最後にこれを読みました。

ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)

マレーク・ベロニカ / 福音館書店



定番だけど、知らない子もいたみたいで良かった。

うちでも昔よく読んでいたけど久しく読んでなかったので、息子も懐かしくて読んで欲しくなったんだと思います。

二冊目とは雰囲気が全然違うので、読み方も変えて。

こちらもよく聞いてくれて、終わり方がとても爽やかなので、拍手が上がって気持ちよく終わりました。

学校の読み聞かせは、朝か昼間だけなので、夜に読むとまた全然違うものなんだなぁというのがわかって面白かったです!

良い経験をさせてもらいました003.gif
by lucie1104 | 2015-06-11 05:43 | 読み聞かせボランティア


読んだ本の簡単レビューと日記


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