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震災被災地を訪れて③

「被災地には一度行って見た方がいい」

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

神田 昌典 / PHP研究所



確か、神田さんの本に書いてあって気になっていた言葉です。

これまで私は、どちらかというと震災関係のニュースを見聞きすることを避けてきていました。

震災直後は、津波のショッキングな映像を子どもたちに見せて、脅えさせたくなかったということ(それに自分自身も精神的にこれ以上不安定になりたくなかった)。

それから、被災地のことを見たい、知りたいという気持ち自体が、被災された方々に対して申し訳ないという気持ちがなんとなくしていたからです。

1年半近く経って、そんな気持ちが少し薄らいできたのと、あきのりさんのブログがきっかけで、実際に足を運んでみました。

で、実際行って見た後、それをどう自分の中で消化すればいいのかわからなくて、モヤモヤしていました。

帰宅後、たまたまいつも行っている美容院に行ったのですが、そういえば、その美容師さんが、昨年震災直後に、気仙沼にヘアカットのボランティアをしにバイクで行ったと言っていたことを思い出し、話してみました。

そこで美容師さんの言っていた言葉は、

被災地には絶対行った方がいい」でした。

「本当に何か大災害が起こった時、見た人と、見ていない人では、心構えが違う。一回でも見ていると、実際にもし何かあったとき、受けるショックや覚悟の度合いが全然違う」と。

なるほどな~と思いました。

それから、ボランティアに行って、被災地の人たちが言っていたのは、「助けてくれ」ってことよりも、「自分たちと同じ思いをしないで欲しい」だったということ。

「まだ震災直後(たしか去年の5月と言ってたかな?)の大変な時期なのに「東京は大丈夫なの?」ってこっちの心配されたんだよ~(笑)」と、その美容師さんは言っていました。

結論として、月並みな感想ですが、災害への備えを行う、やはりこれに尽きるな、と思いました。

これだけの酷いことが起こりうるのを知って、それでも手を打たず、もし何かが起こったとしたら、もちろん私も悔しいだろうけど、被災地の人たちも残念に思うでしょう。

311から一年以上経って、震災への意識が正直薄らいでいました。

もう一度、避難用具をチェックしなおしたり、いざという時の家族との連絡手段について話し合ったりしようと思います。

それから石巻から帰ってきた後、たまたまツイッターで↓の紹介ツイートを見ました。

こんな風に相手の顔が見えると、より支援のしがいがあるなあと思いました。

まだ登録していないのですが、後でやってみます。

http://camp-fire.jp/projects/view/355
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by lucie1104 | 2012-08-28 05:53 | | Comments(0)

震災被災地を訪れて②

門脇小学校の見学を終えた頃、1時半過ぎてお腹が空いていたので、お昼を食べることにしました。

がんばろう石巻の看板の辺りに、石巻焼きそばの販売車があって少し気になったのですが、市役所で石巻の物産館みたいなのを2つ教えてもらったので、そちらに向かいました。

ひとつは石ノ森漫画館のすぐ近くの石巻まちなかマルシェ。

思ったより小さかったのと、車で通りすぎてしまったので、ここは結局行かなかったんだけど、こっちも行けば良かったなぁ^^;

http://tachi986.exblog.jp/18145184

そして、商店街の通り沿いに車を停めて、もうひとつの物産館の方へ(名前を失念><)

私は石巻漁港の町だから、海の幸を食べられるお店があるかなぁというイメージでいたのですが、商店街は焼き鳥だの、焼き肉だので、ちょっとイメージ違う^^;

それに、シャッターを下ろしたお店がずら~っと並んでいて、かなりさびしい感じでした。

物産館にたどり着いたのですが、中にあるお店も、お弁当屋さん(お盆でお休み)、牛タン屋さん、パン屋さんにソフトクリーム屋さん、という感じで、入口でカキフライを売っていたものの、ちょっと期待していたのとは違って、残念。。。

結局パンとソフトクリームを頂きました。

パンは萬楽堂という地元のパン屋さんが出店しているようでした。

ピーナッツバターサンドと、東北名物がんづき。パッケージがレトロで可愛い♪

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ゆべしをおまけにつけてくれました。

お店の売り子のお姉さんに話してみると、被災地に来る人が多くいるおかげでお店の売り上げとしては助かっているとのこと。

せっかく人が来ている今、もう少し観光客を呼んだり、もう一度来たいと思わせるようにできればいいのになあと思いましたが、でも、実際のところそんな余力がないのかなぁという印象でした。

と言っても私達もちゃんとガイドブックなどで調べて観光した訳ではないので、探せば色々あったのかもしれませんが。

いずれにしても、阪神大震災後の神戸と違って、町の規模が小さいだけに、完全復興まではどれだけ時間がかかるんだろう・・・という気持ちになりました。
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by Lucie1104 | 2012-08-25 13:48 | | Comments(0)

震災被災地を訪れて①

今年の夏休み、夫の単身赴任先の仙台を初めて訪れました。

夫の住まいを見に行くのが一番の目的で、あとは仙台行ったことがなかったので、一度行ってみようというくらいの気持ちでいたのですが、ちょうどあきのりさんがブログに被災地を訪問された記事を書かれているのを見て、これは良い機会だと思って、私も行ってみることにしました。

http://usagix.com/2012/08/%e3%80%90%e6%97%85%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%81%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e6%94%af%e3%81%88%e6%96%b9%e3%80%91%e4%ba%8c%e6%b3%8a%e4%b8%89%e6%97%a5%e6%9d%b1%e5%8c%97%e3%81%ae%e6%97%85%e3%83%bb%e3%81%9d/

日帰りでいける範囲で石巻をあきのりさんがおすすめされていたので、レンタカーを借りて行ってきました。

石巻に入ったらまず市役所の観光課に行き、地図をもらって、どの辺に行けばいいか教えてもらいました。

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石ノ森章太郎さんは宮城出身なんですね。石ノ森漫画館というものがあるらしく、町中に石ノ森作品の像が立っていました。

市役所の中には、罹災証明書の申請場所がまだ見られていて、1年半たった今もまだ現在進行形なんだなぁということを実感。

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その後夫が仕事上でつながりのあるヤフー石巻復興ベースへ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120731-00000066-minkei-l04

ヤフーが、被災地の復興支援ビジネスの拠点として設立したものだそうです。

とてもおしゃれなスペースで、働いている方々も明るい感じ。でしたが、石巻でビジネスを立ち上げるのは現実的には中々厳しいようです。若い人が少ないみたい。でも少数ながらも、若手で頑張っている人を支援したいとお話されていました。

復興ベースの方たちは被災後にここに来たので被災されているわけではないのですが、事務所の入った建物は被災していて、建物のすぐ目の前にある自動販売機に上って、このビルの二階に逃げてきた方の写真など見せて頂きました。このビルが河北新報のビルなので、カメラマンの方が逃げてきた時にとった一枚だそう。

その後は、被災地が一望できるという日和山公園へ。

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元がどうだったか知らなければわからないけれども、集落だった場所が、今は空き地のようになっています。

町を眺めている人で、以前にも来たことがあるのでしょうか、「今の時期はこの緑が悲惨さを和らげている」と言っていたのが印象的でした。確かに真冬だと随分印象が違うだろうなと思いました。

それから自宅に帰って、You tubeで震災前の風景を見て、言葉を失いました。こんなに家がたくさんあったところが、あんな風になってしまうなんて・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=gvmfhxzq1O4

その後日和山を下って、がんばろう石巻の看板に行きました。

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余談ですが、娘3歳が「どこ行くの?」と聞くので、「がんばろう石巻行くんだよ」と言ったら、語呂が良かったのか、一週間経った今でも「がんばろう!いしのまき」と時々言っていますw

市役所の方は処理が要るので、献花は不要ですと仰っていましたが、たくさんのお花やメッセージが供えられていました。

本当に海が近くって、3・11後に訪れた身としては、こんなところに住んでいたらそれはひとたまりもないだろう・・・という感じ。きれいな海がすごく不気味で怖いものに感じられました。

一年前には写真を撮るのがはばかられるような雰囲気だったそうですが、今は観光客(というのは語弊があるけど)が結構いて、みなさん写真を撮っていました。

山から見ると、瓦礫と車はそれぞれ一か所にまとめられていて、後は緑の原っぱ、という雰囲気に見えましたが、

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↑右奥の方。わかるかな?

近くに降りてきてみると、まだ色々散乱していて、荒涼とした雰囲気。

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その近くにある門脇小学校は、津波の後火災で半焼し、今もそのままになっています。

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門脇小学校の子どもたちはすぐ裏にある日和山公園に避難して、ほとんど助かったようです。

普段震災のニュースを詳しくみていなかったので、恥ずかしながら今回初めて知りましたが、大川小学校という学校の方は、生徒さん70名以上が亡くなるという悲劇が起こりました。

命の尊さには、大人子ども関係ないですが、小さな子供達が亡くなったという話は、しかも小学校にいる間に起こった惨事ということは、想像するとすごく辛いです。
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by lucie1104 | 2012-08-24 00:18 | | Comments(2)


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