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読み聞かせ10月

月へ アポロ11号のはるかなる旅

ブライアン・フロッカ / 偕成社



今月は、お月見の前日ということで、月にちなんでブライアン・フロッカ「月へ アポロ11号のはるかなる旅」という絵本を読みました。

2012年出版の新しい絵本らしく、とても現代的な感じのする絵本です。

内容は、題名そのままですが、1969年にアポロ11号が月に行った時のお話。

まるでドキュメンタリー映画を観ているような、リアルで、とてもドラマチックな内容になっています。

私自身アポロ11号のことを全然知らなかったので、初めて読んだ時は「へ~、へ~」と思いながら読みました。

ドキュメンタリーチックだけど、文章は詩的でまたカッコいいのです。

絵もとてもきれい。飛び立つ時のカウントダウンの瞬間、クルーの3人の横顔は臨場感たっぷりでドキドキします。

宇宙服や、宇宙食、宇宙船の様子にもワクワクするし、子どもたちも興味持って聞いててくれた様子でした。

うちの息子の場合は、あのヘルメットをかぶると頭が痒くてもかけないから宇宙に行きたくないそうですがw

まぁ頭がかけないかどうかは別として、リアル過ぎて行きたいと思う子と、行きたくないって思う子に分かれそうだなと思いました。私も堅実派なので、行きたくはない^^;

ただ、堅実派の私でも、アームストロングが月から地球を見上げる絵、そして文章にはロマンを感じずにいられません。

はるか頭上に地球がうかんでいる。
波立つつ大洋、流れる雲
風にゆれる草原や森。
家族に友達、見知らぬ人
いままで知り合ったすべての人たち
これから知る、すべての人たち。
美しい、でも孤独な地球が空にくっきりかがやいている。


これから知る人もすべて見えてるって視点がすごいなぁと思いました。

読み聞かせ的には文章が多くて、専門用語も多くて、結構難しかったです。今までで一番練習したかも。

とても充実した内容で、高学年もいけそうだなと思いました。また機会があれば読んでみたいです^^
by lucie1104 | 2014-10-08 06:21 | 読み聞かせボランティア


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