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読み聞かせ11月

びりのきもち

阪田 寛夫 / 童話館出版



今月は先月に引き続き息子の三年生のクラスでした。

去年「おとなマーチ」という詩を、「三年生にぴったりマッチする」と紹介された方がいて、息子が三年の時に読もうと決めていたので、今回導入に読みました。

この本から、「ぼくたちのあいさつ」、タイトルの「びりのきもち」、そして「おとなマーチ」を読みました。

「ぼくたちのあいさつ」は、小学生男子らしい元気でやんちゃな雰囲気の詩で、私が想像してたよりクスクス笑いが起きたり、楽しんでくれてる様子が伝わり、すごくいい雰囲気になりました。

「びりのきもち」は、タイトルなので気になるかなあと思って選びましたが、足が遅い子の気持ちを代弁した詩で、笑える感じではないんだけど、共感した子もいたんじゃないかな。

そして「おとなマーチ」。これもとってもウケが良かった。先生まで「ふふっ」と笑ってました。

この本は和田誠さんの絵も魅力的なのですが、視覚情報は入れずに耳から入る言葉に集中してもらおうと、絵は見せずに読みました。

物語を読むより、リズムがあるので、歌を歌って聞かせる感覚に少し近い気がしてすごく楽しかったです。

どうかなぁ?と不安もありましたが、挑戦してみて良かった。

またこの詩を読みたいし、別の詩にもチャレンジしてみたいです。

メインは大好きなまいごのどんぐり。

まいごのどんぐり (絵本・こどものひろば)

松成 真理子 / 童心社



息子は、私の読み聞かせだと、自分が知ってる本ばかりでつまんないと言うのですが、この本は「いい本だよね」と楽しみにしてくれてました。

阪田さんの詩でクラスの雰囲気が出来上がっていたので、コウ君がどんぐりにカタツムリを載せるシーンでは、クスクス笑い声があがって良かったです。

時間がたっぷりあったので、絵をよく見せて、ゆっくり読みました。

終わったあと、「面白かった〜♪」という声が聞こえて嬉しかったです。

私にとっては面白いを超えて、感動の涙が出ちゃうような作品で、今回も読みながらジーンときました(笑)

大満足の読み聞かせでした。
by lucie1104 | 2014-11-12 06:55 | 読み聞かせボランティア


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