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中学校説明会

昨日、息子の通う予定の中学校の説明会がありました。

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いい学校という評判はちらほら聞いていたものの、話を聞いてみて、思った以上によさそうでとても嬉しく思いました。

実はその中学校一時期あれており、近くの公園でたばこを吸っていた子がいたとか、缶チューハイを飲みながら登校してくる子がいたとか、悪いうわさも聞いていたのですよね。

説明会はまず校長先生のお話からだったのですが、その校長先生は7年前に着任されたそうで、当時は区内で学力最下位だったそうなのです。それがその先生の着任以降学力はぐんぐん伸び、今では全国的にもトップクラスというところまで来たそうです。

話を聞いた感じでは最近耳にする「アクティブラーニング」に力を入れているようで、その研究指定校に去年今年となっているそうです。

道徳などの限られた科目だけでなく、すべての教科について、少人数で話し合って回答を自分たちなりに考え、各班で自分たちで話し合った内容についてみんなの前でプレゼンするということを日常的に行っているそう。自分で能動的に考えるからこそ、教えられるだけよりも学習が定着するのだそうです。

校長先生は企業の人事の人と話す機会があり、今求められている人材は「地頭がよい子」「英語力ができる子」ということで、やはり学習の中で自分で考えて自分なりの体験を作ることが大事だと考えられているそうです。

塾に行っている子もたくさんいますが、塾の勉強より学校の授業の方が面白い。なぜなら、話し合うことで友達から自分と違う視点からの意見が聞けるからというようなことを言う生徒もいるんですって。

学校の教育目標、目指す具体的な生徒像があり、それらについての明確な努力目標、成果目標があり、アクションプランまで資料に書いてあって、まるで一般企業みたい。意識の高さに目を瞠りました。これは確かに成果でるのわかります。

次に教務主任の先生から、行事についての説明がありました。

各学年で校外学習があるのですが、一年生は去年まで都内のスポット巡りをしていたのに、今年は、その後に行う職場体験での学びにつなげられるよう、キッザニアに行ったそうです。「A中の良いところは、こうした方がいいんじゃないかと考えたらすぐ行動することです」という先生のお言葉にもほぉーとなりました。

中学生の職場体験は、子供たちの通っていた保育園、学童で見たことがあったのですが、息子が一体何を選んでやるのかとても楽しみです。

2年生では、これは区内全校の取り組みだそうですが、English Summer Campをやるそう。各班に留学生が入って、英語漬けの3日間を過ごすんだそうです。私の時代には考えられない。公教育でもここまでやってくれるんだーとうれしくなりました。

3年生は定番の京都奈良の修学旅行ですが班行動でどこに行くか自分たちで考えるというところが、時代が変わったなと思いました。

教務主任の先生は私立の中高一貫校で教鞭に10年立った経験があり、私立の良さと公立の良さの両方を知っているとのこと。公立の良さとして地域との連携を挙げられていました。

息子の今通っている小学校の先生方と会う場があり、どうやったらスムーズに中学校の勉強に移っていけるかなど、話しあわれているそう。

先ほどのアクティブラーニングにしても、その素地がちゃんと地域の小学校で作られているからこそできるとおっしゃっていました。

また不登校の子がいたときも家を訪ねていけるのは地域の学校だからこそできることだと言っていたのもなるほどと思いました。

最後に、中学生になったら、もう子供は自分で勉強するように手を離そうとする保護者の人が多いと思うけれども、中学に入ると下校時間が遅く(特に部活をやると終わるのが夏は18時半)、宿題も多く、圧倒的に小学校の頃より自由時間がなくなるので、かえって学習習慣が消えることがあるとのことで、ちゃんと見てあげないといけないとのアドバイスがありました。なるほど、まだまだ手がかかりそうだなー。

良い学校そうだし、中学校生活のイメージが随分わいてきました。秋には息子達も学校訪問をして部活体験ができるそうです。

春からの新生活が楽しみです。

by lucie1104 | 2017-09-17 11:03 | 育児


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